鉢植えに自動水やり

鉢植えのオリーブに自動的に水やりします。蛇口からの給水は、故障時に水が出たままになるのが心配なので、定期的にタンクに水を溜めてから、ポンプで水やりするシステムを製作しました。

貯水タンクにはカインズホームの 45リットルごみ箱 を選びました。水圧への耐力が不安でしたが、丸いごみ箱よりも四角い方が加工しやすいと考えました。

ポンプは比較的に安価な 水中ポンプ を購入しました。最大揚程 2.5m と表記がありますが、実際にはごみ箱の高さを越えるのが精一杯と、パワーは全く足りないので、まだ試験中です。

貯水タンクへの注水は フロートバルブ を付けました。水を止める仕組みは電気式より、このような機械式の方が安心です。

このような仕上がりになりました。手前から、タンクへの給水、ポンプからの排水、ポンプの電源の順です。排水の右側に飛び出ているのは、後述の サイフォン 防止用の逆止弁です。

外側から見ると、このような形です。

ごみ箱は中が見えません。光が入ると藻が生えてしまうので仕方がありませんが、これでは、タンクの水切れが分かりません。そこで、非接触の 液面センサー によりタンクの外側から監視して、水面が下がったら LINE 通知が来るようにしました。通知が来たらタンクに水を補充します。

肝心の水中ポンプの ON/OFF は スマートプラグ のタイマーを使いました。スマートフォンから灌水のスケジュールを変えられるので便利です。この商品は屋外で使えるのと Wi-Fi が切れても単体でスケジュール動作できるので選択しました。

逆止弁を用いてサイフォン現象に対策したつもりなのですが、逆止弁が働く圧力に達さないのか、ポンプを停止してもサイフォン現象が起きてしまうのが当面の課題です。しばらく試験的に運用して様子を見たいと思います。